「刺客」と呼ばないで　自民、報道各社に申し入れ

2005年08月28日23時11分

　「刺客」と呼ばないで――。自民党は28日夜、郵政民営化法案に反対した前衆院議員への対立候補について、「刺客」という言葉を使わないよう報道各社に文書で申し入れた。「イメージが悪い」として、異例の要請に踏み切った。

　申し入れの理由については、（1）党として刺客と呼んだことはない（2）刺客は「暗殺者」を意味し、候補の呼び名としてふさわしくない（3）党とその候補のイメージダウンを図る効果が生じている――をあげている。
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このね、「イメージダウンを図る効果が生じている」というのに感動しました。

この辺の、巧妙でこずるいんだけど的確（？）（わしもそんな風に言っていいとわかってたらいうさ）な表現に頭を殴られたような快感が。

だって、「図る」は目的・意図でしょ？
「効果」は必ずしも意図目的と連動しない、客観的な結果でしょ？
「○○を意図する効果が生じている」
って、誰が意図する「効果」が生じてるの？

すげー巧妙。

「○○を意図してる」
も
「○○の効果がある」
も、
「そんなことございません、○○の意図はございません」
「○○の効果があるというなら、証拠見せてください（証拠は、
選挙結果で刺客が惨敗するまで出てこんわな）」

って抗弁されちゃうもんね。

わしもこういうむちゃくちゃだが反論を許さない言葉遣いができるようになりたい。
自民党すごい。

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ちゃかすんじゃないが、上記の他にまじめに感動したのは次のこと。
すなわち、こういう申し入れをしたことが、公表されること。

昔だったら、マスコミに「圧力」かけただのなんだの言われるのがイヤで、公表しないようまさに「圧力」かかってたと思うんですよ。
で、いつのまにか刺客という言葉が消えて、「対立女性候補」かなんかになってる、というのが、70年代の記憶を持つわしの感覚。

ちゃんと「正式に」申し入れをした事実が公表される世の中になったというのが、かつ、自民がそういう方策を採ったというのが、世の中変わったなあと感慨深いです。

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不動産、ほぼ決めました。
あとは家賃の値引き交渉。
おばさんだから必ずやる。
手数料も値切る。

わおー