ISBN:4480062467 新書 小谷野 敦 筑摩書房 2005/07/06 ¥735

旦那からとりあげて読んでるけど。
まあ、男というのは悲しい生き物ですねえ。

「負け犬の遠吠え」について評しているくだりがある。
この本は、いくら仕事で成功していても、30代独身、子無しのオンナは、その点では「負け犬」なのだと潔く認めましょう、という本、なのだそうで、そうなんでしょう。
「恋愛は決行してるけど結婚できない」
なんだそうで。
世間には
「恋愛も出来ず、結果として結婚も出来ない」オンナをとりあげたらけっこう陰惨な話になって、ライトエッセイにならないね、なんて書いてる。
そういうのは負け犬以下、犬の腐乱死体、なんだそうな。

まあ、負け犬というのは、ウチの田舎のように「オンナは結婚して子供を産んでやっと人間扱いしてもらえる」社会では負け犬とみなされますよ、そういう目で見る世間が東京の外には広大に存在してるのですよ、そういうトコの人相手には、負け犬を認めましょ、という本なのかなと思うのだけど。

それと社会的な成功不成功とは別なので、勝ち組負け犬、負け組負け犬、勝ち組勝ち犬、負け組勝ち犬、と4つの象限にきれいにわかれるはずなのよね。

それはともかく。

あ、また長くなると消えて憂き目を見るからやーめた。

ちなみに、わしは子供を産んでないので、勝ち犬にはなれないのね。
負け犬でもないとすると、なんじゃ。

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