風化

2005年8月4日
風化
思えば、01年(だったよなあ)に癌をやってからしばらくは、
病気の意味、病気を経て考えたこと、人生の意味、いろんなことを
考えて、かなり主体的に生きてたと思う。
サイモントンで習ったとおりに、いろいろ考えてきてた。

でもそれでも、学び切れてなかったんだろうなあ。
自分を守るということと、自分を幸せにするために、
切り捨てるものも必要だということ。

そしていつのまにか、癌の記憶は風化してた。

これはいかんね。

じつはここんとこ、旦那ともめてまして。
自分のこれまでの対応のまずさを痛感してたところなんだが、
自分の愚かさと旦那のナルさに腹を立てるだけ立てて、
どんどん顔が暗くなってくのが自分でもわかってた。

これからどうすんの、という前向きな展望も作れてなかったし。

こんな状態じゃ勉強も手につかんわな。

ふたたびの私への戒告だな、これは。

父が癌で死んでからつらつらと考えて、わしは父を憐れんだ。
愚かだったねえと。
自分もその愚かな人生をくり返しそうだったよ。
世代を経ても何も学ばない愚かさは、彼も望むところではないだろう。

なんとかせんとな。

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