半年も前の話だが

2005年7月22日
月曜日のお題はこれなのだそうな。
はじめ大和銀行をやる、といってたけど、古いからこっちなんだって。
ちなみに、ついさっきまで甲田太郎とか丙川竹夫とかだったよ名前。
へいかわさんは国税OBなんですって。
国税OBでデリバティブで会社に損させて業務上横領に特別背任か〜。
大人ってイヤね。

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ヤクルト元副社長に67億円賠償命令 デリバティブ損失

 乳酸菌飲料最大手のヤクルト(本社・東京都港区)が投機性の高い金融派生商品(デリバティブ)取引などで巨額の損失を出したことをめぐり、ヤクルトの販売会社や個人株主らが、取引を担当していた熊谷直樹・元副社長ら当時の役員など11人を相手に、計約1057億円をヤクルト本社に支払うよう求めた株主代表訴訟の判決が16日、東京地裁であった。西岡清一郎裁判長は「同社のリスク管理体制下での制約に反し、独自の判断で行った取引がある」と指摘し、熊谷元副社長に67億543万円の支払いを命じた。

 そのほかの請求は棄却された。原告側は判決を不服として控訴する方針。

 訴訟では(1)デリバティブ取引に取締役会の承認が必要か(2)取引が社の目的の範囲内の行為か(3)熊谷元副社長の取引が取締役としての注意義務に違反していたか(4)ほかの取締役、監査役らに注意義務違反があるか――が争点となった。

 判決は、(1)と(2)について「承認は不要で、社の目的の範囲内だった」と認めた。そのうえで(3)について、問題とされた93年から98年までの取引のうち、97年2月以降の取引について「制約事項に実質的に反したものがあり、注意義務に違反した」と指摘。元副社長の取引で生じたと認定できる約67億円について賠償を命じた。

 (4)については「当時の水準としては一応のリスク管理体制がとられていた」として、ほかの取締役、監査役らの責任を否定した。

 ヤクルトは98年3月、デリバティブ取引の失敗などで1057億円の損失を出したと発表。桑原潤会長(故人)と、国税庁キャリアOBで資産運用を任されていた当時の熊谷副社長が引責辞任した。

 これを受け、ヤクルトの販売会社6社と個人株主3人が、両名を含む取引当時の役員らを訴えていた。

 この問題をめぐっては、熊谷元副社長がデリバティブ取引やプリンストン債の購入をめぐって業務上横領や商法の特別背任の罪などに問われ、東京高裁で03年8月、懲役7年、罰金6000万円の判決が確定している。

 近年の株主代表訴訟で最も賠償額が高いとされるのは、大和銀行ニューヨーク支店での不正取引をめぐる訴訟の大阪地裁判決(00年)。同行経営陣らに約830億円の支払いを命じた。02年の改正商法の施行で株主代表訴訟での取締役の賠償責任が軽減され、現在は報酬の6〜2年分が上限となっている。 (毎日新聞12/16 11:20)

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そんであれこれ見てたらこんなのが。

http://moridaira.sfc.keio.ac.jp/Jugyo/zemi-derivatives/mori00-1.htm

バーラの日本株運用モデルってなつかしいなあ。
まだ会社員だった頃に使ってたのですよ。
ブラックショールズモデルとかもなつかしー。
しかしなあ。今の学生さんはめぐまれてるよなあ。
こういうのやって銀行行けばばっちり、最初のカルチャーショックは軽々飛び越えられるわね。

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