今日のニュースから。
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古墳の横穴式石室を中心に各地の遺跡で出土し、五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を願う儀式に、米の代用品として使われたと推測されてきた謎の土粒が、実はカブトムシかコガネムシの幼虫のフンだったことが28日、奈良県桜井市教委の調査でわかった。

 桜井市教委が6年前、同市倉橋のカタハラ1号墳(6世紀中ごろ)を発掘したところ、米に似た硬い土粒が横穴式石室の床面から大量に出土。1か月がかりで1949粒を数え、3〜8ミリの3種類の大きさに分類できることもわかった。

 ところが、他の研究者から「虫のフンに似ている」との指摘があり、同県橿原市昆虫館に鑑定を依頼。コガネムシ科の幼虫のフンと一致することが判明した。石室は盗掘を受けるなどして開口しており、中に入り込んで、腐葉土などをえさにし、未消化の土が排せつされたらしい。

 同様の土粒は、約20年前から、遺跡で出土することが知られ、「米粒状土製品」「擬似米(ぎじまい)」と命名され、儀式の際にまいたと解釈されてきた。
 (読売新聞) - 3月28日14時34分更新

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これだから文系は。

考古学は学際的な調査が必要な学問で、昔から年輪だの、炭素14での年代測定だの、食物としての魚骨や花粉の研究だの、いろいろやってるはずなのに、まだこれかよ。

だから、旧石器といつわって石をうめたなんとかいうエセ学者を、
学界は笑えないっての。

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ほかの文系学問もそうなのかも知れないけど、考古学も
上の先生絶対なところで、えらい先生がこうといえば、
逆らえない世界だったのね。

それゆえのこういう悲惨なオバカ間違いになるのでしょうけど。

そもそも学問と権威主義は、相容れないどころか後者は前者の毒になるはずなんだけど。

まあ、日本の学問、こんなもん。
らしい。

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