自民に法曹養成制度見直し論

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20090220-OYT8T00336.htm?from=nwlb

自民に法曹制度見直し論
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090404-OYT1T00996.htm

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もはや対岸の火事なのですが。。

この中で４３歳の銀行出の方が「試験に落ちたらすべてが無駄」と言ってますが。。。
うん、たしかに。

年寄りは試験にうかるのをめざして入学するわけだから、基本、その通り。。。

なんだけど。。。

一方で、若さがあればまた話は別で。。。

もと同じクラスだった若い方々は、卒業するときにはあちこちの企業にしっかり内定をもらってました。

多くは外資のコンサルとか。。。。
大手商社・都市銀行etcとか。。。
で、試験は受けないんだそうな。

たしかに、東大一橋慶応早稲田の学卒レベルでよくあるだろう就職先が、いまいる学校の院卒で普通に出てくる、と言う感じでしょうか。

大学院教育を受けたこと自体が、若い方のアドバンテージになってる。
それがまっとうなのではないかしら？

なので、司法試験の合格者は絞っても、法科大学院の学生数は、しぼらずともよいでしょう。

もとからあった法学研究系の大学院は、たぶん、企業の法務担当者を養成するというニーズには、全く合ってないのだから。
法科大学院が、そこをになえばいいじゃないの。。

理系がメーカーや研究所に就職するのにマスターをとっているのが必須、というのと同じ感じで、文系もただの学卒ではなくて、大学院修了の資格で就職、というのが、コースとしてわりとできてきてるんではないかしら？

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ながーく、牢名主のように学校にいるせいで、この大学院教育というのが０４年からぐんぐん変わってきてるのを見てきた気がします。

はじめは、「学説の違い」なんか、覚えさせられた。

でもどんどん、要件事実型の勉強になってきて、判例と通説以外の「通用力のない説」は無視するようになっている。

それでいいんじゃないかな。
大学は職業訓練校になってるんだから。